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SDGsの取り組みに「積極的な業界」や「特に注力されている目標項目」とは。昨年からの変化を探る

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業界別では「金融」「農・林・水産」の半数以上はSDGsに積極的

SDGsに対する企業の意識を業界別にみると、“積極的な業界”のトップは「金融」で56%、次いで「農・林・水産」が55.6%と、この2業界では半数を超えた。一方SDGsに取り組んでいない企業が最も多かったのが「卸売」の52.9%で、以下「運輸・倉庫」(51%)、「サービス」(50.8%)、「建設」(50.4%)と続き、いずれも5割超だった。

企業の声では、「農業生産の効率化を通じ、省エネルギーと食料供給を担いたい」(施設野菜作農、大分県)、「自社の取り扱う商品は石油化学商品が多いため、海洋ごみ問題やCO2排出問題などを課題としており、自然に優しい商材の取り組みを推進していきたい」(一般乗用旅客自動車運送、千葉県)などの意見があった。
業界別では「金融」「農・林・水産」の半数以上はSDGsに積極的

現在力を入れている項目は「働きがいも経済成長も」がトップ

続いて、「SDGsの17目標のうち、現在力を入れている項目」を尋ねた。すると、「働きがいも経済成長も[目標8]」が最も高く、32%に。企業にとって、取り組みやすい目標であることが、割合を高める一因のようだ。以下、「エネルギーをみんなにそしてクリーンに[目標7]」(22.3%)、「つくる責任つかう責任[目標12]」(20.9%)が続いた。企業活動と結びつきやすい目標は比率が高くなる一方で、「飢餓をゼロに[目標2]」(4.8%)や「安全な水とトイレを世界中に[目標6]」(6.3%)などの7項目は、1割未満にとどまった。さらに、「分からない」とした企業も32.1%になり、取り組みが浸透していない企業が一定数あることもうかがえる。
現在力を入れている項目は「働きがいも経済成長も」がトップ

今後力を入れたい項目でも「働きがいも経済成長も」がトップ

最後に、「SDGsの17目標のうち、今後最も取り組みたい項目」を尋ねた。すると、最も多かったのは「働きがいも経済成長も[目標8]」で15.4%に。以下、「エネルギーをみんなにそしてクリーンに[目標7]」(8.7%)や、「気候変動に具体的な対策を[目標13]」(7.7%)などが上位となった。
今後力を入れたい項目でも「働きがいも経済成長も」がトップ

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