また、「2020年4月の段階でテレワークに移行できた人の割合」を職種別に見ると、「事務職」が30%、「営業職」が17%、「エンジニア」が11%だった。事務職やエンジニアはもともとパソコンを使った作業が多いため、テレワーク環境も整いやすかったといえる。また、営業職は、オンラインを使った商談や契約が可能となり、システムさえ導入していればテレワークへの移行はスムーズなようだ。
6割弱が「今後もテレワークを続けたい」と肯定的
最後に、「今後もテレワークを続けたいか」を尋ねた。すると、「テレワークを続けたい」が57%と最も多い結果に。以下、「テレワークが良いが、少し出社を増やしたい」が24%、「今よりもテレワークを増やしたい」が9%と続いた。「通勤のストレスがない」、「通勤時間を家事や育児にあてられる」など、自宅で仕事ができる快適さから、テレワークに対して肯定的なビジネスパーソンが多いことが示された。

「通勤がなくなり、家事や育児にあてる時間が増えた」など、テレワークにより時間を有効活用できていると感じているビジネスパーソンも多いだろう。社員のライフワークバランスや企業の生産性向上のために、効果的なテレワークのあり方を模索していきたい。
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