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サイバー攻撃は企業経営にどのような被害を与えるのか。約7割の中小企業が「攻撃を受けた経験あり」と回答

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「サイバー攻撃を受けたことがある」企業は7割にせまる

続いて、「実際にサイバー攻撃を受けたことがあるか」を尋ねた。すると、「受けたことがある」が15.6%、「受けたことはあるが、対策をしてからは攻撃を受けても被害はない」が32.1%、「受けたことはあるが、対策をしてから攻撃を受けていない」が19.6%となり、合わせて7割弱の企業が何らかの形でサイバー攻撃を受けた経験があると回答した。

さらに、「どのような被害を受けたか」を尋ねると、「Webサイトの改ざん」が43.3%と最も多い結果に。以下、「システムの破壊」が28.9%、「個人情報などの流出」が24.7%と続いた。
「サイバー攻撃を受けたことがある」企業は7割にせまる

「ビジネス機会の損失」、「サイト復旧コスト」などの被害も

最後に、「サイバー攻撃を受けた際にどのような被害が起きたか」を尋ねた。その結果、「ビジネス機会の損失」が40.6%と最も多くを占めた。以下、「サイト復旧コスト」が35.7%、「情報漏洩」が23.6%、「損害賠償」が16.1%と続いた。

また、「詳しい被害状況」を尋ねると、「システムの復旧までに1週間程かかった」、「復旧の委託により、高額な費用がかかった」「個人情報の漏洩により企業の信用問題になった」、「多額の損害賠償を支払った」といった声が聞かれ、深刻な事態に発展した場合もあったようだ。
「ビジネス機会の損失」、「サイト復旧コスト」などの被害も

テレワークの普及もあり、企業における不正アクセスやマルウェアの対策は、一層重要度が増している。ビジネスにマイナスのインパクトを与えるような被害とならないよう、自社のセキュリティ対策を強化していきたい。

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経営者・事業部門責任者から部長・課長・リーダー層まで、経営の根幹を支える人たちの成長を支援するパートナーメディアを目指します。日々の業務に役立つニュースや小ネタ、組織強化や経営理論まで幅広く学べる記事を提供します。

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