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職場のハラスメント言動の実態は。「被害認識」は約3割におよぶものの、「加害認識」は2割程度というギャップ

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対して、「当人調査(加害意識)」の結果を見ると、上司が「1人」では17.3%と低いのに対し、「4人以上」では26.7%と、上司の人数が増えるほど、自身のハラスメント言動への認識は高くなっていることが明らかとなった。

また、部下の人数を見ても、「0人」は16.2%と低いのに対し、「10人以上」では31.6%と3割を超える結果に。部下がいない、または少ない場合は、自身の加害言動が起こりづらいものの、部下人数が増えるにつれてハラスメント言動も増える傾向にあると言えるだろう(図表上:上司人数別のハラスメント言動、図表下:が部下人数別のハラスメント言動)。

上司の人数は「4人以上」になると周囲・当人の両者とも認識が高く、自覚できるハラスメントが顕在化していることがうかがえる。しかし、上司が「1人」のときは周囲・当人とも認識が低く、「ハラスメント自体が少ない」と認識していることが示されている。さらに、部下の人数が「10人以上」になると、「周囲へのハラスメントへの認識」は低くなっている一方で、「当人がハラスメント言動を行った」という認識は大きくなっていることから、周囲へのハラスメントに対して「やや認識しづらい」という現状が明らかとなった。

職場におけるハラスメントでは、「自身が加害者になっている」ことに加え、「周囲が被害を受けている」ことに気がついていない可能性もある。健全な職場づくりを目指して、当人と周囲の認識にギャップがないかを各自が自覚できるような「ハラスメント防止策」を、組織的全体として進めることが重要になるだろう。

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経営者・事業部門責任者から部長・課長・リーダー層まで、経営の根幹を支える人たちの成長を支援するパートナーメディアを目指します。日々の業務に役立つニュースや小ネタ、組織強化や経営理論まで幅広く学べる記事を提供します。

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