理想の働き方は「出社と在宅勤務を組み合わせたハイブリッド型」、柔軟な就業時間については日本と世界で差が
最後に、「今後の理想の働き方」について聞いた。「オフィス出社と在宅勤務を組み合わせたハイブリッド型の勤務形態」を望む声は、グローバル平均が35%、日本が34%と同水準だった。日本でもテレワークの標準化が進み、急速に普及した在宅ワークを含む新しい働き方が浸透しつつあることがうかがえる。一方、「フレキシブルな就業時間」を望む声は、グローバル平均が24%だったのに対し、日本は12%にとどまり、12ポイントの差が見られた。日本の労働者は「就業時間の柔軟性や自由度」へのこだわりは強くないようだ。

新型コロナの流行から1年以上が経過した現在もなお、収束の兆しは見えない。不確実要素の多い今だからこそ、企業の安定運営に向けて雇用主が考えるべき重要性な取り組みは何かを、様々な動向から探っていきたい。
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