また、全回答者に「自身のパフォーマンスを最適化するために適切なテレワークの頻度」を尋ねると、「週に2・3日」が36.6%と、チームパフォーマンスと同様に最も多くを占め、出社とテレワークを併用した働き方を望む回答が多く集まった。

管理職のマネジメント能力が重要な鍵となる
最後に、「テレワークを円滑に行うための業務上の課題」を尋ねた。その結果、「チームのコミュニケーションの機会確保」(48.4%)と「各人の業務(タスク)の明確化」(47.5%)が上位にあがり、半数近くが回答。これは、管理職のマネジメント能力が重要になるともいえそうだ。次いで、「紙や捺印が必要な業務フローの見直し」が40.6%と、ペーパーレス化や捺印廃止を求めるビジネスパーソンが多いことがわかった。

テレワークを導入したことにより、チームや同僚とのコミュニケーションが課題となった企業も多いだろう。パフォーマンス向上のため、いかにしてコミュニケーションを図るかが、より重要となりそうだ。
お気に入りに登録