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テレワーク経験者に訊くコロナ禍での働き方、管理職が感じる課題は「コミュニケーションの欠如」

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テレワークならではの難しさとは。大きな課題は「コミュニケーション」

次に、「チームのパフォーマンスが低下した理由」を尋ねた。すると、全ての年代で最も多かったのは「チーム内のコミュニケーションが低下するから」(66.8%)だった。以下、「各人の業務状況の把握が困難だから」(47.4%)、「各人のモチベーションの維持が困難だから」(37.4%)と続く。
テレワークならではの難しさとは。大きな課題は「コミュニケーション」

また、「個人のパフォーマンスが低下した理由」を尋ねると、「最もあてはまる」としてあがったのは「リモートワーク(テレワーク)に向かない職務だから」で、全体の29.6%が回答。営業職など、テレワークでは成果を上げにくいとされる職務からの声があることが窺える。

評定に関与する管理職の回答では、「上司や同僚とのコミュニケーションが取れないから」が52.6%でトップだった。一方で、評定に関与しないビジネスパーソンのトップは「自宅では業務の集中が困難だから」で46.4%となり、「コミュニケーションが取れないから」は40.1%で3位に留まっている。立場によって、課題認識に相違がある様子が見えた。

4割がテレワークは「週の2、3日が良い」と回答

続いて、管理職に「チームとしてパフォーマンスを最適化するための、テレワーク(サテライトオフィス勤務を含む)の適切な頻度」を尋ねた。その結果、「週に2・3日」が41.8%と最も多かった。次いで「週に1日」の24.3%となっており、在宅よりも出社をメインとする働き方に肯定的な人が多いようだ。
4割がテレワークは「週の2、3日が良い」と回答

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