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DX推進において部門連携不足が業績低下につながるか。アクセンチュアが最新の調査結果を公開

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DXの投資を最大化するための5つの指針とは

チャンピオン企業ではどのような取り組みをしているのかを分析すると、他の企業と異なる5つの傾向があった。

まず、チャンピオン企業のDX実行計画は、全社規模でおこなう事業戦略に含まれており、組織全体で共通の目的に向かって取り組んでいる。また、「DX全体を統括し、各プロジェクトを成功に導く経営幹部がいるか」を尋ねると、「いる」と回答したのは日本のチャンピオン企業では80%、グローバル全体では82%と、全部門の責任者が課題の把握や解決への責任を負っていた。

さらに、チャンピオン企業では、従業員同士のつながりや部門間連携を促すプロジェクトとして、IoTデバイスの管理やエンジニアリングデータのデジタル化などに優先的に取り組んでいることがわかった。

グローバルのチャンピオン企業では、71%が「複数のデジタルプラットフォームを連携してコミュニケーションを活性化している」と回答するなど、デジタルソリューションのプラットフォームの相互運用に取り組んでいることも明らかとなった。

「事業計画推進の情報技術(IT)」と「製造や運用を制御する運用技術(OT)」の連携に対しては、明確なルールを定義。日本のチャンピオン企業では、「スマート工場・設備保全」(50%)、「デジタルスレッド(製造全過程のデジタル化)」(45%)、「クリーンモビリティ(環境負荷の低いモビリティ)」(40%)といった分野に優先的に取り組んでおり、IT-OTの戦略統合を図っている。
DXの投資を最大化するための5つの指針とは

部門の境界を越えた幅広いコラボレーションは、コスト削減や財務的収益にもつながるだろう。DX化を図る企業において、部門枠を超えたコラボレーションは「Never Normal」に対して最も優先すべき課題かもしれない。

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経営者・事業部門責任者から部長・課長・リーダー層まで、経営の根幹を支える人たちの成長を支援するパートナーメディアを目指します。日々の業務に役立つニュースや小ネタ、組織強化や経営理論まで幅広く学べる記事を提供します。

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