
株式会社マネーフォワードは、2020年5月、「新型コロナウイルス感染症の影響による経営状況に関するアンケート調査」の結果を発表した。対象は、20歳以上の「経営者・役員」953名および「自営業」「自由業」を営む1,026名で、期間は法人向けのアンケートが4月10日~4月15日、個人事業主向けのアンケートが4月10日~4月13日。これにより、新型コロナウイルス感染症拡大で、企業や個人事業主の経営状況にどのような影響が出ているのかが明らかとなった。なお、ここでは企業についてお伝えする。
約4社に1社は「資金不足」と回答
経営者・役員953名に「新型コロナウイルス感染症の影響による売上の落ち込みは、現在どのくらいか?」と聞いたところ、60%が「落ち込んだ」と回答した。次いで、「横ばい」との回答が28%。一方、「増えている」という回答はわずか3%だった。

また、「売上が落ち込んだ」と回答した576社に売上の落ち込み幅を尋ねると、50%以上落ち込んでいる企業が、合計で23%にものぼることが判明した。

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