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大企業の経営層の8割以上がサイバーセキュリティを「経営リスク」と認識

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対策を実施している企業の9割以上が「Webセキュリティ」を誤認識

「自社でサイバーセキュリティ対策を行っているか」と質問したところ、66%が「対策を行っている」と回答。さらに、その78.3%は「マルウェアに対してPCや社内ネットワークを守るための社内セキュリティ」と、「ソフトウェアの脆弱性やWebアプリケーションへの攻撃から外部公開サーバを守るためのWebセキュリティ」の両方を実施していると回答した。

一方「Webセキュリティ」を実施していると答えた企業のうち、91.9%が「WAFの導入を実施していない、もしくは実施しているか把握していない」と回答するなど、不正アクセス対策である「Webセキュリティ」そのものを誤認識している可能性があることがわかる。
対策を実施している企業の9割以上が「Webセキュリティ」を誤認識

サイバーセキュリティ対策の重要性を認識するも、役員・経営者の理解は不十分

「会社で実施している具体的なセキュリティ対策」について聞いたところ、「具体的なセキュリティ対策はわからない/情報システム部門等社内の担当部署に任せている」と回答した企業が全体の52%にのぼった。特に従業員が100名未満のベンチャー企業では61.1%という結果になった。サイバーセキュリティ対策が重要だと考えている一方、セキュリティ対策への理解が不十分であるということがわかる結果となった。
サイバーセキュリティ対策の重要性を認識するも、役員・経営者の理解は不十分

AIによるセキュリティ対策の強化をしていない企業の約4割は、AI導入の必要性を認識

対象企業のうち「AIを搭載したセキュリティ対策の強化を実施している企業」は全体の16.2%にとどまり、全体の62.6%は「AIによる対策の強化を実施していない」と回答。一方「強化を実施していない」と回答した企業のうち38.3%が「今後AIの導入が必要」と考えていることがわかった。今後は防御側のシステムにもAI搭載のニーズが増加していくことが予想される。
AIによるセキュリティ対策の強化をしていない企業の約4割は、AI導入の必要性を認識

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