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“経営者に求められる資質”の1位は「本質を見抜く力」。経営者となるためのトレーニングを受けていない人は6割超に

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もっと身に付けておきたかったスキルは「会社法・税法などの法律知識」が7割

続いて、同社が「経営者に必要な知識やスキルとして、もっと身につけておけば良かったもの」を尋ねると、「会社法・税法などに関する法律知識」が71.6%で最多となった。以下、「財務・会計に関する知識」が69.1%、「外国語によるコミュニケーション能力」が62.2%と続いた。

また、「経営者に必要な知識やスキルとして、既に身につけているもの」を尋ねると、「リーダーシップに関するスキル」が59.7%で最も多かった。以下、「プレゼンテーションスキル」が52.2%、「コーチングスキル」が45%と続いた。

両質問の回答を比較すると、「会社法・税法などの法律知識」に関しては、71.6%が「身に付けておきたかった」とするものの、「既に身に付けている」とする回答は11.9%にとどまり、その差は59.7ポイントだった。また、「財務・会計に関する知識」も、両回答の差は49.3ポイントで、乖離が大きいことがわかった。
もっと身に付けておきたかったスキルは「会社法・税法などの法律知識」が7割

6割が経営者となるためのトレーニングを「受けていない」と回答

さらに、同社は「これまでに経営者となるためのトレーニングを受けてきたか」を尋ねた。すると、「十分に受けてきた」は2.2%、「ある程度受けて来た」は35.6%で、「受けてきた」とする回答の合計は37.8%だった。他方で、「まったく受けていない」は14.7%、「あまり受けていない」は46.8%で、「受けていない」との回答の合計は61.5%となった。
6割が経営者となるためのトレーニングを「受けていない」と回答

関心度合いが最も高い経営戦略は「デジタル技術の活用、DXの推進」

最後に同社は、「今後の経営戦略に影響すると想定される項目についての関心度合い」を尋ねた。すると、「大いに関心がある」とする項目は「デジタル技術の活用、DXの推進」が63.3%で最も多かった。以下、「人的資本経営の推進、組織能力・人材の強化」が63.3%、「テクノロジー動向の把握と対処」が56.5%と続いた。
関心度合いが最も高い経営戦略は「デジタル技術の活用、DXの推進」

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