ホテル日航アリビラが「おきなわSDGsパートナー」に登録。ホテル開発当初より環境への取り組みを実施

ホテル日航アリビラは2022年6月16日、同ホテルが、同年5月30日に「おきなわSDGsパートナー」に登録されたと発表した。同制度は、県民に向けたSDGsの普及活動を行う企業および団体を認定する、沖縄県独自の制度だ。ホテル日航アリビラは、事業を通じて「社会課題の解決」ならびに「持続可能な社会」実現へ貢献していく方針だという。

「環境」、「地域共生」、「職場環境」への取り組みを通じて持続可能な社会実現へ

国際連合の提唱する「持続可能な開発目標(SDGs)」への支持を表明しているホテル日航アリビラは、県内でも有数の透明度を誇る「ニライビーチ」に隣接し、開発当時よりホテル周辺の環境保護として、「自然と共存し海の生き物が幸せに暮らせる環境を守ること」に注力してきたという。こうした経緯もあり、同ホテルは今回、沖縄県が取り組むSDGs推進活動である「おきなわSDGsパートナー」に登録された。

ホテル日航アリビラでは、「環境への取り組み」、「地域共生社会を目指す」、「働きやすい環境づくり」という3つのミッションのもと、それぞれにおいて到達するべき目標を掲げ、社会課題の解決と持続可能な社会の実現に向けて、取り組みを行っていくとしている。

同ホテルが掲げる各ミッションの取り組み内容は以下の通り。

ミッション1.環境への取り組み
●中水システムの稼働
●窓ガラスに耐熱フィルム貼り付け
●ビルエネルギーマネジメントシステム「BEMS」の稼働・節水システムの導入 など

ミッション2.地域共生社会を目指す
●レストランの箸をサステナブル素材へ変更
●日本ウミガメ協議会の賛助会員へ加盟
●食品残渣の飼料化 など

ミッション3.働きやすい環境づくり
●女性が働きやすい環境整備
●国内外からのインターンシップ生受け入れ、外国籍スタッフおよび障がい者雇用
●コンプライアンスセミナーの実施 など

同ホテルは今後も、事業を通じてSDGs実現に貢献していく方針だ。

環境資源として美しい海を持つ沖縄において、地域企業の環境への取り組みは重要だ。地域と手を取り合った取り組みが社会課題の解決につながることを期待したい。