「年賀状文化」はコロナ禍を機に縮小傾向に
「取引先への年賀状やグリーティングカードなどの発送予定」については、「例年通りの枚数を出す予定」が60.2%となり、昨年調査の69.2%からは9ポイントの減少となった。「昨年より枚数を増やす予定」は2.3%と、昨年の1.9%に比べて微増しているが、「年賀状やグリーティングカードは無くす予定」が25.2%と、昨年より4.8ポイント増加していることから、企業における年賀状文化は縮小傾向と言えそうだ。

「年始の挨拶回り」予定は昨年と同水準も、例年と比べ減少傾向か
また、「勤務先の年末年始の挨拶回りの予定」についても尋ねている。その結果、「例年通りにする」が28.8%、「例年より増やす」が1.5%と、合計30.3%だったのに対して、「減らす予定」が34.7%、「中止する予定」が35.1%で、合計69.8%となった。依然として、ビジネスにおけるリアルな接触を減らす傾向がうかがえる。

企業における「お歳暮」文化は大幅縮小の傾向に
「取引先へのお歳暮の予定」を尋ねた質問では、「全面的に中止」が37.4%、「コロナ前の2019年に比べ減らす予定(減らした)」が35.7%で、合わせて73.1%となった。コロナ禍前の2019年と比べ、お歳暮についても中止もしくは数を減らす企業が多いことが見てとれる。

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