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中小企業経営者に聞く「財務会計」データの活用状況とは。約半数が自身の財務会計理解度を低評価

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約4割が“自身の財務会計への理解度”に「自信がない」と回答。「全く理解していない」も1割

次に、「経営者自身の財務会計に関する理解度」を尋ねた。すると「少しは理解しているが自信はない」が38.3%、「専門外なので全く理解していない」が10.1%となり、およそ半数の経営者は、自身の財務会計に対する知識が不足していると答えた。
約4割が“自身の財務会計への理解度”に「自信がない」と回答。「全く理解していない」も1割

「財務諸表の活用」が不十分な企業が多数か

「財務会計に関する理解度が低い」と答えた経営者が多い中、実際に作成された自社の決算書(財務諸表)については、どの程度理解・把握しているのだろうか。

「会社の決算書(財務諸表)の内容を理解・把握しているか」を尋ねると、「損益計算書を理解・把握している」が70.1%に。以下、「貸借対照表を理解・把握している」が64.8%、「キャッシュフロー計算書を理解・把握している」が42.7%、「株主資本等変動計算書を理解・把握している」が32.8%と続いた。「損益計算書」と「貸借対照表」を理解・把握している経営者は比較的多いが、「キャッシュフロー計算書」や「株主資本等変動計算書」まで理解・把握しているケースは少ないことがわかる。

また、「いずれも理解・把握していない」との回答も13.8%あり、会社経営において財務会計の重要性は感じているものの、理解・把握ができていない経営者も少なからずいるようだ。

これをふまえて、「作成された決算書(財務諸表)を会社の経営(経営分析や経営計画など)に活かしているか」と尋ねたところ、「はい」が74.3%、「いいえ」が25.7%という結果に。4社に1社は、財務諸表を経営に十分活かせていないことが判明した。
「財務諸表の活用」が不十分な企業が多数か

経営の相談相手は「税理士や会計事務所」が最多。「相談相手がいない」は約2割に

最後に、「経営の相談を誰にしているか」を尋ねた。すると「税理士や会計事務所」が57.8%で最も多く、以下、「特に相談する相手はいない」が20.2%、「経営者仲間」が11%、「経営コンサルタント」が6.6%、「金融機関」が4.4%と続いた。

多くの経営者が税理士や会計事務所に相談しているものの、「相談相手がいない」というケースも2割あることがわかった。会社の財務会計を理解する税理士や会計事務所を除くと、「経営に関する相談をできる相手がいない」という状況にある経営者は多いようだ。

経営の相談相手は「税理士や会計事務所」が最多。「相談相手がいない」は約2割に

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