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日本の「女性社長比率」はどう推移しているのか。全国117万社の情報から、帝国データバンクが分析

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年代構成比は「70~74歳」が最多

続いて、2021年時点の女性社長を「年代構成」で分析した。すると、最も多いのは「70~74歳」で15.9%に。次いで、「65~69歳」が13.2%、「60~64歳」が13.1%と続いた。平均年齢は63.2歳で前年比+0.2歳となり、男性社長の平均年齢60.7歳を上回った。2000年代では50代の比率が高かったが、徐々に高齢化が進行していることが見て取れる。また、男性社長と比べると、特に「70歳以上」の割合が高まっており、女性社長の高齢化がより目立つ結果となった。
年代構成比は「70~74歳」が最多

就任経緯で最も多いのは「同族承継」で、男性社長と比べて10ポイント以上多い

就任経緯別で見ると、50.8%が「同族承継」による就任で、全体の半数を占めた。この数値は「男性社長」の39.5%を11.3ポイント上回り、前年の50.6%からも0.2ポイント増加。「同族承継」は女性が社長に就任する経緯の中心となっていることがうかがえる。

次いで、「創業者」が35.3%と2番目に高くなったが、「男性社長」と比べて5.2ポイント低く、前年からも0.2ポイント低下した。
就任経緯で最も多いのは「同族承継」で、男性社長と比べて10ポイント以上多い

「新任女性社長」は50~54歳が最多。6割超が「自身が創業者」として就任

直近1年間(2020年5月~2021年4月)で新たに就任した「新任女性社長」の年代構成をみると、最も高いのは「50~54歳」で15.3%に。次いで「55~59歳」が14.5%となり、50代が全体の約3割を占めた。全体の平均では「60歳以上74歳以下」に山があったのに対し、直近1年間での新任社長に限ってみると、10歳近く年代が低いことが判明した。

さらに「新任女性社長の就任経緯」を分析すると、最も割合が高いのは「創業者」で63.3%となり、前年から0.4ポイント上昇した。以下、「同族承継」が23.4%、「内部昇格」が5.9%と続く。また、「新任男性社長」と比べると、「同族承継」では8.5ポイント上回る一方で、「創業者」などではいずれも下回る結果となった。
「新任女性社長」は50~54歳が最多。6割超が「自身が創業者」として就任

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