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7割の企業が「新型コロナの影響は長期化する」と予想。経営層の「DX推進」や「経営戦略見直し」の動きも増加

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経営層は「内向きの変化」から「外に向けた変化」に移行傾向

次に、新型コロナウイルス感染症の影響により、「今後会社で変化が起こる領域」を尋ねた。経営層からの回答を見ると、「社内組織体制」は8%、「社内業務プロセス」は46%、「働き方」は79%と、社内の変化に対してはいずれも先月より低下傾向にある。一方で「ビジネスモデル」との回答は79%(前月比2%増)、「顧客行動の変化」が71%(前月比5%増)と増加傾向を示し、経営層は「社外の変化」に目を向けていることが明らかとなった。
経営層は「内向きの変化」から「外に向けた変化」に移行傾向

企業はWithコロナの「To Do」からAfterコロナの「To Be」へシフトチェンジ

「会社で実施されているコロナ対策」を尋ねると、「経営トップからのメッセージ」は77%と、前月より11%減少していた。また、「コロナ対策室の設置」も27%(前月比15%減)にとどまり、Withコロナの「To Do(短期的に取り組むべきタスク)」には、落ち着きが見られる結果に。一方、「Afterコロナ時代のビジョンを見据えた取り組み」は56%であり、前月と比べて6%増している。Afterコロナの「To Be(長期的にあるべき事業変革)」に尽力する企業が増えているといえる。
企業はWithコロナの「To Do」からAfterコロナの「To Be」へシフトチェンジ

業界によりAfterコロナに向けた取り組みにはギャップが発生

最後に、「Afterコロナに向けた取り組み」を尋ねた。最大6つとして選択した取り組みの数を業界別に見ると、5つ以上に取り組んでいる企業は、「製造業」で23%(前月比12%増)、「情報・通信」で26%(前月比19%増)に。これらの業界では、Afterコロナに向けた取り組みが進んでいることが明らかとなった。

しかし、「サービス業」では5つ以上の取り組みを行う企業は9%(前月比1%減)にとどまった。いまだ26%の企業が0~1の取り組みのみであり、Afterコロナに向けた取り組みは、業種によってギャップが生じていることが明らかになった。

Afterコロナを見据えて、さまざまな企業で「DX推進」や「経営戦略の見直し」を進めていることが明らかとなった。自社が直面している課題を的確に捉え、今後の方向性を検証していく姿勢が引き続き求められるだろう。
業界によりAfterコロナに向けた取り組みにはギャップが発生

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経営者・事業部門責任者から部長・課長・リーダー層まで、経営の根幹を支える人たちの成長を支援するパートナーメディアを目指します。日々の業務に役立つニュースや小ネタ、組織強化や経営理論まで幅広く学べる記事を提供します。

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