スウェーデン発祥のホームファニッシングカンパニー イケアの日本法人であるイケア・ジャパン株式会社は2019年12月、イケア・ジャパン初の法人向け業態となる「ビジネスプランニング スタジオ（仮称）」を渋谷に開業すると発表した。オープンは2020年2月20日を予定。会員登録をしている法人に向けて、最適なワークスペースを提案していくとしている。
スタジオを開設し、企業に身近なビジネスパートナーを目指す
イケア・ジャパンが初の法人向けスタジオ「ビジネスプランニング スタジオ」を開設する。場所はJR渋谷駅から徒歩3分に位置し、再開発が進み、新時代を代表する施設のオープンも相次いでいる地域だ。新規施設のオープンが相次ぐ東京カルチャーの発信地から、ビジネスパートナーとして快適なオフィス環境の構築をサポートする、としている。
ビジネス専任アドバイザーが快適な労働空間をプランニング
「ビジネスプランニング スタジオ」は、入会金・年会費無料の「IKEA BUSINESS」にメンバー登録している法人が対象となる。「IKEA BUSINESS」とは、イケアが行っている登録制のメンバーシッププログラムのことで、法人のほか、自営業・フリーランス・官公庁といった企業を対象に、ワークスペースの空間づくりや家具の配送・設置などのサポートを行っている。同スタジオの利用者は、イケアのビジネス専任アドバイザーから、機能的かつアイデア豊富な商品を取り入れたインテリアプランニングサービスが受けられる。予約制で有料となるが、業態ごとに個別の対応をするため、利用者はよりリアリティが感じられるワークスペース作りのイメージが可能になるだろう。同スタジオが「ワークスペース」の対象としているのは、ビジネスオフィスに限られるものではなく、小売業や飲食業などの店舗も含まれる。さまざまな業態に対して、それぞれのニーズに柔軟に対応して環境を快適化することを目指している。
モチベーションアップや生産性の向上、企業の業績アップへの取り組みの一環として、空間作りを専門としているプロのアドバイスによる環境整備と快適な空間づくりを取り入れてみてはどうだろうか。
