次に「新卒一年目社員が感じている課題」について質問。管理職側の回答で1位だったのが、「業務の優先順位づけ」(58%)、続いて2位が「論理的な思考展開(47.3%)」という結果であった。
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これに対して新卒一年目社員側では、「口頭による正確な情報伝達」(47.6%)が1位、「業務の処理スピード」(44.4%)が2位となり、ここでも管理職と新卒社員の間では認識にズレがある。
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このような認識のズレがあることを踏まえて、管理職側に「新卒社員の育成で最も苦労していることは何か」と尋ねたところ、「部下育成の時間が取れない」(25%)が最も多く、「部下のやる気を高められない」(24%)、「教えたことが伝わっていない」(16.5%)と続いた。業務上での指導者にあたる管理職のほとんどがプレイングマネジャーだという現実があり、管理職は限られた時間の中で部下の成長を実現しなければならない状況となっていることが窺える。
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