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外国人の雇用にメリットを感じている企業は9割、海外とのやりとりや訪日外国人の対応で活躍

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インバウンド専門求人サイト「やまとごころキャリア」を運営する株式会社やまとごころは2019年6月、同サイトの利用企業およびメルマガ会員を対象に行った「インバウンド人材と外国人雇用に関するアンケート調査」の結果を発表した。今年4月1日に改正出入国管理法が施行されるなど、外国人が日本で活躍する場が広がる中、企業側が外国人の雇用をどう捉えているのかを探った。調査期間は2019年5月7日~5月22日、回答企業数は77社(旅行業/宿泊施設プロモーション/コンサルティング/観光施設/多言語サポート/飲食店/官公庁・自治体・観光団体/航空会社 運輸/小売業・メーカー/人材派遣・人材紹介/WEBサービス/観光案内所/データソリューション/通信/不動産業)。

まず外国人材の雇用状況を尋ねると、72.7%が「現在雇用している」と回答した。また、「過去に雇用していた」(13%)、「今後、雇用したいと考えている」(7.8%)を合わせると、90%以上の企業が外国人材の雇用に積極的なことがわかる。

上記で「現在雇用している」と回答した企業に、外国人を雇用することでメリットを感じているかを聞くと、89%が「感じている」と答えた。その理由には、「海外とのやりとりがスムーズになった」(50%)、「訪日外国人とのコミュニケーションがスムーズになった」(42%)、「異文化理解が深まった」(32%)などが挙がっている。単純に人手不足を解消するためだけではなく、母国語を活かしながら海外や訪日外国人観光客とのコミュニケーションを向上させるなど、外国人ならではの活躍をしているようだ。

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