
コクヨは2019年5月22日、仕事環境の変化と持ち運ぶものについて調査を実施し、その集計結果を発表した。その結果、働く人のおよそ半数が、社内外を移動しながら働いていることが判明した。調査はインターネットを利用して2回に分けて実施した。調査期間は2016年12月15日~16日と、2017年4月12日~13日。調査対象は1回目が日本全国の20~64歳の男女2万9146名で、2回目が2万9023名。
調査の結果、オフィス内で仕事をする人は約50%で、公共空間などを移動しながら仕事をする人が約14%。社内と社外のどちらでも仕事をする人が約11%。コクヨによると、重複を除けば社内外を移動しながら仕事をする人は全体の約50%だという。
調査の結果、オフィス内で仕事をする人は約50%で、公共空間などを移動しながら仕事をする人が約14%。社内と社外のどちらでも仕事をする人が約11%。コクヨによると、重複を除けば社内外を移動しながら仕事をする人は全体の約50%だという。

そして、およそ2~3年前に比べて、仕事環境がどのように変化したかを尋ねたところ、「デバイスやネット環境の普及」「移動機会の増加」「持ち運ぶモノが増えた」「働く場所の増加」という回答が上位を占めた。2~3年前に比べて、移動しながら働く機会が増えていると考えられる。

移動しながら持ち歩くものとしては、「文具」という回答が最も多く、以下「紙類/書類」「デジタルデバイス」「日用品」という順番になった。コクヨはさらに、フリーアドレス環境で働く人の方が、固定席で働く人よりも持ち歩くものが多い傾向があるとし、働き方の多様化が持ち運ぶものに変化をもたらしていると考えられると分析している。
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