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社会保険料回避行為と経営者の社会的責任

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社会保険料の支払いは企業に課せられた「社会的責任」

 利益獲得の手法として「経費を削減する」という取り組みは必須であり、それ自体を否定するものではない。ただし、経費削減の際に気をつけなければいけないのは、「これは本当に削減すべき費用なのか」を見誤らないことである。

 この点を見誤り、「削減すべきではない費用」「削減できないはずの費用」に手を付けてしまった場合、企業の倫理性・健全性は一挙に瓦解してしまう。ましてや、企業が支払う厚生年金保険料は現在の年金受給者への年金支払い原資であり、なおかつ社員の将来の財産権を保証する金銭である。

 この点から考えると、企業を経営する者の社会保険料支払いの意義は、企業側が考えるよりも遥かに大きい。企業が社会保険料を支払う行為は、まさに企業が求められる「社会的責任」を果たす行為だからである。企業を経営する者はこの事実を決して忘れてはならない。

コンサルティングハウス プライオ
代表 大須賀信敬
(中小企業診断士・特定社会保険労務士)

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 経営プロ編集部

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経営者・事業部門責任者から部長・課長・リーダー層まで、経営の根幹を支える人たちの成長を支援するパートナーメディアを目指します。日々の業務に役立つニュースや小ネタ、組織強化や経営理論まで幅広く学べる記事を提供します。

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