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30代の働くママが抱える問題は社会全体で解決を ── 健康に問題を生じても特に何もしていない実態が明らかに

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 厚生労働省発表によると共働き世帯は年々増えている。平成26年では無業の妻がいる世帯は687万世帯なのに対し、共働き世帯が1,114万世帯と倍近くの開きがある。
 時間に追われる働くママにとって、仕事と家庭の両立は大きな課題だ。2017年2月3日に発表された小林製薬株式会社の「働くママの生活と健康に関する実態調査」の結果からは、夫や上司である男性と認識にズレがあることや、ストレスから健康状態に問題が出ても何も対策を講じていない働くママの実態が明らかになった。

小さな子どもがいても、働くママは仕事に前向き

 小林製薬株式会社による今回の調査は、「30代の有職で子どもを持つ女性100名」と「部下に子どもを持つ30代の有職女性がいる40~50代の既婚男性100名」を対象に行われた。
 調査によると、小さい子供がいてもママが働く理由として77%が「経済的理由」を挙げているが、半数以上の56%が「ママだから責任のある仕事を任せられないと思われたくない」と回答しており、仕事に対しては前向きなことが分かる。それ以外にも「家庭の外でも必要とされたい」(43%)、「仕事が好き」(30%)、「キャリアアップ、キャリアを途切れさせたくない」(25%)と働くことをポジティブにとらえている意見が多い。
 また、保育園のお迎えの時間が決まっていれば残業は難しく、「仕事を効率よくこなす工夫をしている」(91%)、「出産前よりも仕事を効率的にこなせるようになった」(78%)という回答結果も注目すべき点であろう。
小さな子どもがいても、働くママは仕事に前向き

 一方、働くママの50%は男性上司に対して「仕事とママの両立の難しさについてもっと理解してほしい」と回答しており、仕事と家事・育児の両立の難しさや男性の理解不足に不満を持っていることが分かる。
 また、家事については「少々手抜きになることを夫に理解してほしい」(73%)という本音や、58%が「仕事とママの両立で疲れ切っている」と答えていることから、公私ともに周囲のさらなる理解とサポートが必要になってくる。

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