経営・ビジネスの課題解決メディア「経営プロ」

常温飲料のニーズが高まる

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
夏は、ぬるい飲み物でリフレッシュ!?

夏は、ぬるい飲み物でリフレッシュ!?

 地球温暖化の影響か、年々暑く、長くなる夏。今年も場所によっては39度を超え、40度に迫る気温が観測された。もしこれが体温なら完全に動けなくなるレベルだ。熱中症で病院に搬送された人も多かった。
 そんな季節、欲しくなるのはキンキンに冷えた飲み物。外回りの人のなかには特に、喫茶店で、あるいは自動販売機の前で、冷たい飲み物を飲んでホッと一息という人も多いのではないだろうか。
 ところが、最近は常温飲料の人気が高まっているという。実際、コンビニに行くと常温飲料のコーナーを設置しているところを多く見かけるようになった。
 しかも、水やお茶のような常温でも飲むことが多いものばかりでなく、スポーツドリンク、清涼飲料など、本来、冷やすのが当たり前だった商品まで、実にさまざまなものが置かれている。2013年から常温飲料の全国販売を始めたローソンは、売り上げが伸びていることから種類も売り場も拡大させていくという。
 常温飲料の波は自動販売機にも広がっている。アサヒ飲料は、この春から自動販売機で常温飲料の提供を始めた。2016年末までには300台にする予定だ。
 ちなみに、常温の定義は日本薬局方で20度プラスマイナス5度、JISで20度プラスマイナス15度で、アサヒ飲料の自動販売機では20度に設定しているという。店頭販売よりも自動販売機の方が厳格な温度管理ができるのだとか。

夏に高まる常温飲料のニーズ

 この常温飲料、春や秋よりも、むしろ夏に人気が高まっている。
 専門家などが理由をいくつかあげているが、その一つが「冷房が利き過ぎたオフィスで冷たい飲料を飲むと体が冷える」というもの。となると、需要の中心は女性ということになりそうだ。実際、ある調査によると女性の約80パーセントが「常温飲料を買ってもよい」と答えているという。
 冷たい飲み物は胃腸に負担をかけて、時には腹痛や下痢を引き起こすこともある。血管や筋肉を固くして血行を阻害するともいわれる。それにより、むくみが生じるとも。
 太りやすくなるという話もある。冷たい飲み物を飲んでいると、内臓を冷やさないように脂肪がつくのだとか。実際、ダイエット法の一つとして常温飲料を飲む女優やモデルが増えている。女性にとっての常温飲料は美容のためのアイテムにもなっているようだ。
 ただし、先の調査では男性も約40パーセントが「買ってみてもよい」と答えていて、男性の人気も意外に高い。健康面以外に「冷たい飲み物は結露で鞄や書類が濡れる」といった理由もあるのだという。
 常温飲料のブーム、これからも拡大していきそうだ。とはいえ、夏の風物詩がぬるいビールというところまでいくと、いささか情緒がない気もする。あまり神経質にならずに、その時々、体が欲する温度の飲み物を摂ればいいと思うのだが、どうだろう。

お気に入りに登録

プロフィール

 経営プロ編集部

経営プロ編集部

経営者・事業部門責任者から部長・課長・リーダー層まで、経営の根幹を支える人たちの成長を支援するパートナーメディアを目指します。日々の業務に役立つニュースや小ネタ、組織強化や経営理論まで幅広く学べる記事を提供します。

関連ニュース

会員登録 / ログイン

会員登録すると会員限定機能や各種特典がご利用いただけます。 新規会員登録

会員ログインの方はこちら