経営・ビジネスの課題解決メディア「経営プロ」

従業員どうしの交友関係は気にするべきか? 約6割が「職場に友達が必要」と回答、対等なコミュニケーションの必要性とは

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

株式会社識学は2023年8月8日、「職場の人間関係に関する調査」の結果を発表した。調査期間は2023年6月29日で、従業員数10名以上の企業に勤める20~59歳の会社員300名より回答を得た。本調査より、職場における「友達」の必要性や有無、職場の人間関係において気をつけていること、一般社員と管理職での考えの違いなどが明らかとなった。

「職場に友達が必要」とする会社員は約6割に。立場の違いで友達の必要性に大きな差

最近では「会社の飲み会に参加したくない」といった意見が多く聞かれ、業務とプライベートの時間を明確に分けて考える人も増えつつある。しかしそうなると、企業に勤める人々は、職場で周りとどのような付き合い方をしているのだろうか。

はじめに識学は、「職場に友達が必要だと思うか」を尋ねた。すると、「必要だと思う」は59.7%と、6割に迫った。

その中で「一般社員」と「管理職」の役職別に見ると、「友達が必要だと思う」とした「一般社員」は55.7%なのに対し、「管理職」は72.9%と、立場の違いで“友達の必要性”の認識に大きな差があることが明らかとなった。

また男女別に見ると、男性の66%が「必要」と回答しているのに対し、女性は53.3%だった。女性の方が職場の友達の線引きをややシビアにしていることがうかがえる。
「職場に友達が必要」とする会社員は約6割に。立場の違いで友達の必要性に大きな差

また同社は、「職場に友達が必要だと思う」とした回答者に「その理由」を尋ねた。その結果、「仕事の相談ができるから」が最も多く、以降、「助け合えるから」、「仕事が楽しくなるから」と続いたという。

対して、「職場に友達が必要ではない」とした回答者に「その理由」を尋ねると、「仕事とプライベートを分けているから」が次位に圧倒的な差をつけ、最も多い結果になったとのことだ。以下、「友達になれる人が職場にいないから」、「仕事がはかどらないから」などの理由も上位になったという。

お気に入りに登録

関連ニュース

会員登録 / ログイン

会員登録すると会員限定機能や各種特典がご利用いただけます。 新規会員登録

会員ログインの方はこちら