
株式会社IDEATECHは2023年1月31日、2024年春に就職予定の就活生(以下、24卒就活生)を対象とした「SDGsに関する意識調査」の結果を発表した。調査期間は2022年12月9日~14日で、20~24歳の24卒就活生509名から回答を得た。調査から、24卒就活生が企業選定で重視する企業の取り組みのほか、SDGsへの関心度合いなどが明らかとなった。
約5人に1人が企業の「SDGsへの取り組み」を重視している
SDGs(持続可能な開発目標)への企業の取り組みが、投資や採用などの面で重視される傾向が強まっているが、24卒就活生は企業選定に際して「SDGs」をどの程度重視しているのだろうか。IDEATECHはまず、「就職先企業を選ぶ上で重視する点は何か」を尋ねた。すると、「給与・待遇の良さ」が59.9%で最多だった。以下、「職場の雰囲気の良さ」が58.7%、「福利厚生の充実」が53%と続いた。また、「SDGsに対する姿勢や取り組み」に関しては19.1%と、おおよそ5人に1人の就活生がSDGsへの取り組みを重視していることがわかった。

SDGsへの取り組みを重視する理由は「将来性がある企業と判断できる」が最多に
次に同社は、「SDGsに対する姿勢や取り組みを重視する」と回答した人に、「その理由」を尋ねた。すると、「将来性のある企業だと判断できる」が54.6%、「企業イメージが良く、親しみが持てる」が47.4%、「企業の社会的役割を重視したい」が46.4%と続いた。

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