
株式会社タバネルは2022年5月29日、「若手社員の心理的安全性調査」の結果を発表した。調査は2022年5月20~21日に行われ、直属の上司がおり、部下がいない立場にある、20~34歳の正社員の男女各250名、合計500名から回答を得た。調査では、若手社員の心理的安全性に対する実感と、目標達成に向けた理解度や業績への影響が明らかとなった。
「心理的安全性を感じている」とした若手社員は2割未満
心理的安全性とは、「自身の考えや気持ちを誰に対してでも発言できる状態」を示す心理学用語で、近年チームの生産性を高める要因として注目されている。
まず、同社は若手社員の「心理的安全性」の実感を探るため、所属先での自分自身は、「A:自分の考えや気持ちを誰に対しても発言できる状態である」、もしくは「B:自分の考えや気持ちを誰に対しても発言できる状態でない」のどちらに近いかを尋ねた。すると、「Aに近い」と回答したのは18%で、「どちらかと言えばAに近い」は49%、「Bに近い」は7%、「どちらかと言えばBに近い」は26%となった。最も心理的安全性が高い状態の「Aに近い」と回答した若手社員は、全体の2割に届かないことがわかった。
なお、同社では本調査における「心理的安全性の状態」を、「心理的安全性 高」=『「Aに近い」の回答者』、「心理的安全性 中」=『「どちらかと言えばAに近い」の回答者』、「心理的安全性 低」=『「Bに近い」および「どちらかと言えばBに近い」の回答者』のように定義している。
まず、同社は若手社員の「心理的安全性」の実感を探るため、所属先での自分自身は、「A:自分の考えや気持ちを誰に対しても発言できる状態である」、もしくは「B:自分の考えや気持ちを誰に対しても発言できる状態でない」のどちらに近いかを尋ねた。すると、「Aに近い」と回答したのは18%で、「どちらかと言えばAに近い」は49%、「Bに近い」は7%、「どちらかと言えばBに近い」は26%となった。最も心理的安全性が高い状態の「Aに近い」と回答した若手社員は、全体の2割に届かないことがわかった。
なお、同社では本調査における「心理的安全性の状態」を、「心理的安全性 高」=『「Aに近い」の回答者』、「心理的安全性 中」=『「どちらかと言えばAに近い」の回答者』、「心理的安全性 低」=『「Bに近い」および「どちらかと言えばBに近い」の回答者』のように定義している。

“心理的安全性の高さ”は若手社員の成長実感に関係か
続いて、同社は「所属チームでの成長実感」について尋ね、その結果を「心理的安全性の状態別(高・中・低)」に比較している。自身のチーム内での成長について、「A:成長できる」もしくは「B:成長できない」のどちらに近い状態かを選択してもらった。すると「心理的安全性が高い群」では、「Aに近い」が46%、「どちらかと言えばAに近い」が42%となり、合計88%だった。
一方「心理的安全性が低い群」では、「Aに近い」が46%、「どちらかと言えばAに近い」が30%で、合計37%にとどまった。回答結果に大きな差があったことから、「心理的安全性」は若手社員の成長実感に寄与する重要な要素であると言えるだろう。
一方「心理的安全性が低い群」では、「Aに近い」が46%、「どちらかと言えばAに近い」が30%で、合計37%にとどまった。回答結果に大きな差があったことから、「心理的安全性」は若手社員の成長実感に寄与する重要な要素であると言えるだろう。

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