
株式会社学情(以下、学情)は2022年4月22日、“20代の仕事観”に関する調査の中から、事業の目的を示す「パーパス」についての回答結果を発表した。調査期間は2022年4月8日~15日で、同社が運営する就職サイトの訪問者136名から回答を得ている。調査結果から、20代が企業のパーパス制定をどのように見ているかなどが明らかとなった。
「パーパス」を制定する企業に好感を抱く人が6割以上に
近年、企業の根本的な存在意義を示す「パーパス」への関心の高まりとともに、「企業が何のために存在するのか」や「社会においてどのような責任を果たすのか」を言語化し、パーパスとして制定する企業が増えている。こうした中、20代は企業選びにおいてパーパスをどの程度意識しているのだろうか。
はじめに学情は、「『パーパス』を制定する企業に持つ印象」を尋ねている。すると、「好感が持てる」が27.2%、「どちらかと言えば好感が持てる」が36%で、合計63.2%となった。6割以上が「パーパス」を制定する企業に好感を抱いているようだ。
はじめに学情は、「『パーパス』を制定する企業に持つ印象」を尋ねている。すると、「好感が持てる」が27.2%、「どちらかと言えば好感が持てる」が36%で、合計63.2%となった。6割以上が「パーパス」を制定する企業に好感を抱いているようだ。

「パーパス」を明確に知ることが「転職時の志望度」にも影響か
次に同社が、転職活動において「企業の『パーパス』を知ると志望度が上がるか」について尋ねたところ、「志望度が上がる」が24.3%、「どちらかと言えば志望度が上がる」が39.7%となった。志望度が上がる理由としては、「仕事を通して、どのように社会貢献ができるかイメージできる」や、「仕事の社会的な意義を感じることができる」、「自分のやりたいこと、貢献したいことと合致しているかが分かる」などといった声があがったという。

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