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多様性を受け入れる企業文化の実現の鍵は、経営層が「カルチャー・メーカー」になること

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アクセンチュア株式会社は2020年3月、2019年10月から11月にかけて、世界28ヵ国を対象に実施した調査「Getting to Equal 2020: The Hidden Value of Cultures Makers(男女ともに活躍する企業への変革2020:カルチャー・メーカーのまだ見ぬ価値)」のレポートを発表した。これは、同社が毎年発表している「男女ともに活躍する企業への変革」に関する調査の一環となる。最新結果によると、多様性を受け入れる企業文化を築き、企業の成長を加速させるためには、経営層が組織風土を改革していく「カルチャー・メーカー」になる必要があることがわかった。

社員が活躍するためには「多様性を受け入れる企業文化」が重要

上記調査で、「社員が職場で活躍するために重要なこと」を聞いたところ、「平等で多様性を受け入れる企業文化が非常に重要」と回答した女性社員は77%、男性社員は67%となった。さらに、経営層の68%が「平等で多様性を受け入れる企業文化が事業の成功には不可欠」と答えている。この結果から、「誰もが平等で多様性のある職場」を望んでいる人が多いことが伺える。

次に、「社員が帰属意識を感じられ、活躍できる環境があるか」を聞くと、経営層の68%、社員の36%が「ある」と回答した。また「企業に帰属意識を持てない」と回答した経営層は2%とわずかであったが、社員では20%にのぼった。このことから、経営層と従業員の認識には大きな乖離があることが明らかになった。
社員が活躍するためには「多様性を受け入れる企業文化」が重要

「カルチャー・メーカー」として資質のある経営層は「女性」、「ミレニアル世代の若手」に多い

調査結果では、多様な企業文化の実現を目指し、組織風土を改革していく「カルチャー・メーカー」の資質がある経営層は全体のわずか6%にとどまることが示された。その6%の男女比は「55:45」となり、経営層全体の「68:32」よりも女性リーダーの比率が高いことがわかった。また、1980年から2000年にかけて生まれた「ミレニアル世代」が68%を占めている。女性や若手の経営者がリーダーシップを発揮し、イノベーション推進に積極的に取り組んでいるケースが多いようで、企業利益も同業比較で約3倍高いという。

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