
マイナビは2019年6月、「外国人に関する業種別採用調査」の結果を発表した。対象は直近の半年間以内に非正規雇用(アルバイト/派遣/契約社員)の採用業務に携わった採用業務担当者1,519名、調査期間は2019年5月10日~5月20日。深刻な人手不足を背景に、非正規雇用として外国人を採用する企業が増加している。そこで、外国人を雇用している企業の割合や、今後採用する意向があるかなど、現在企業が外国人労働者についてどのように考えているかを調査した。
まずは現在、非正規雇用で外国人を採用している企業の割合を見てみよう。「採用している」と回答したのは全体のうち34.7%。企業規模別では、大企業(正社員数300人以上)が51.6%であるのに対し、中小企業(正社員数300人未満)は27.6%と、大きく乖離している。
業種別で見ると、「接客・販売(コンビニ・スーパー)」、「接客(ホテル・旅館)」は、「採用している」が6割以上となった。一方、「建築・土木作業員(建設・土木)」では86%が「採用していない」と回答しており、他と比べて低い結果となった。
業種別で見ると、「接客・販売(コンビニ・スーパー)」、「接客(ホテル・旅館)」は、「採用している」が6割以上となった。一方、「建築・土木作業員(建設・土木)」では86%が「採用していない」と回答しており、他と比べて低い結果となった。

次に、現在どれくらいの企業が外国人採用の意向を持っているか見てみよう。全体では「採用意向あり」が50.9%(積極的に採用したい:15.1%/どちらかといえば採用したい:35.8%)、「採用意向なし」が49%(あまり採用したくない:40.6%/絶対に採用したくない:8.4%)と、ほぼ半々の結果になった。
業種別では、「接客(ホテル・旅館)」(計81%)と「接客・販売(コンビニ・スーパー)」(計62.4%)は採用意向が高く、「警備・交通誘導(セキュリティ・設備工事等)」(計36.1%)と「建築・土木作業員(建設・土木)」(計37%)は採用意向が低くなっている。
業種別では、「接客(ホテル・旅館)」(計81%)と「接客・販売(コンビニ・スーパー)」(計62.4%)は採用意向が高く、「警備・交通誘導(セキュリティ・設備工事等)」(計36.1%)と「建築・土木作業員(建設・土木)」(計37%)は採用意向が低くなっている。

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