経営・ビジネスの課題解決メディア「経営プロ」

アパレル業界の新たな潮流 月額制ファッションレンタルサービス

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

在庫を持たないコーディネートサイト「Stylit」

また、オンライン上のコーディネートサイトは、在庫を持たない形でも手がけることが可能だ。「Stylit」というサイトは、ユーザーが無料で会員登録をして、自分のプロフィール、好きなファッションのカテゴリー、1ヶ月に費やす服の購入予算を指定すると、週1回のペースで、スタイリストがコーディネートした服、帽子、靴、アクセサリーなどの商品リストがメールで届く仕組みになっている。

 リストの中に、気に入った商品があれば、そのままオンライン購入することができる。購入しなくても、コーディネートの内容を評価すると、翌週以降に、自分好みのアイテムを紹介してもらえる精度が高まっていく。Stylitではコーディネート料を徴収していない。同社は在庫を持たず、ショッピングサイトとのアフィリエイト提携することで、利用者が服を実際に購入した時のマージンを収益源にすることで、無料サービスを実現している。

 近年のアパレル業界は、商品の値下げ、価格破壊によって消費者の購買意欲を刺激してきたが、すでにファストファッションの客足も伸び悩み傾向にある。今後、アパレルメーカー、ショップ、スタイリストが多様に連携したオンラインレンタルサービスや商品販売がもっと増え、勝ち組サイトに会員顧客が定着すれば、それが「店舗の来店客」に匹敵する価値を持つようになり、顧客の好みや意見を反映した独自ブランドの開発など、新たなビジネスが生まれてくる可能性もある。「シェアリングエコノミー」の潮流はアパレル業界にも革命を起こしつつある。

お気に入りに登録

プロフィール

 経営プロ編集部

経営プロ編集部

経営者・事業部門責任者から部長・課長・リーダー層まで、経営の根幹を支える人たちの成長を支援するパートナーメディアを目指します。日々の業務に役立つニュースや小ネタ、組織強化や経営理論まで幅広く学べる記事を提供します。

関連ニュース

会員登録 / ログイン

会員登録すると会員限定機能や各種特典がご利用いただけます。 新規会員登録

会員ログインの方はこちら