テクノロジーの急速な進展やグローバル競争の激化、そしてコロナ禍――ビジネス環境がめまぐるしく変化する時代において、企業は変革を続けていく必要がある。
そうした中で、組織を牽引し、目標達成に導くリーダーの存在は、非常に重要だといえよう。では、組織を成長させるリーダーとは、どのような人材なのだろうか。
またそうしたリーダーを、組織の内外で、どう選抜・育成すべきか。そして、リーダーが能力を発揮できる組織の在り方とは、どのようなものか。
日本企業を対象とした組織行動の研究を進める一橋大学准教授・佐々木将人氏に、HR Trend Lab所長の土屋裕介がうかがった。
◆目次
・リーダーとは、戦略を策定する力と、人を動かす力を高いレベルで持つ存在
・事業の創成期にはリーダーの影響力が大きいが、組織の拡大に伴って仕組みを整えることも大事
・リーダーを内部から抜擢するか、外部から採用するか
◆対談者プロフィール
佐々木 将人 氏
一橋大学大学院経営管理研究科 准教授
2008年に一橋大学大学院商学研究科博士後期課程を単位修得退学し、武蔵野大学政治経済学部専任講師、一橋大学大学院商学研究科講師を経て、2013年より現職。
博士(商学)。研究上の主たる関心は、組織メンバー間の意識の分化と組織デザインの関係にある。具体的には、日本企業を対象とした組織構造や組織行動、マーケティング活動についての質問票調査データを用いた定量的研究を中心に研究をおこなってきた。近年は、新規事業開発組織やイノベーションと組織デザインの関係に焦点を当てて研究をおこなっている。
土屋 裕介
株式会社マイナビ 教育研修事業部 事業開発統括部 統括部長/HR Trend Lab所長
大学卒業後、企画営業として研修やアセスメントセンターなどを多数導入。2013年に株式会社マイナビ入社。マイナビ研修サービスの商品開発責任者として「ムビケーション研修シリーズ」や「タレントマネジメントシステムcrexta」など人材開発・組織開発をサポートする商材の開発に従事する。2018年にHR Trend Labを設立。近著に『タレントマネジメント入門~個を活かす人事戦略と仕組みづくり~』(ProFuture)、『楽しくない仕事は、なぜ楽しくないのか~エンゲージメントで“働く”を科学する』(プレジデント社)など。
提供 | 株式会社マイナビ(教育研修事業部) |
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住所 | 〒160-0022 東京都新宿区新宿4-1-6 JR新宿ミライナタワー27F |
代表者 | 中川信行 |
資本金 | 21億210万円(マイナビ全体) |
売上高 | 1,387億円(2020年9月期)(マイナビ全体) |
従業員数 | 約11,400名(マイナビグループ全体) ※2020年10月1日時点 |
事業概要 | 人材育成・コンサルティング、教育・研修業務 |
問合せ先 | 03-6267-4316 |
URL | http://hrd.mynavi.jp/ |
“人財を活かす”経営変革フォーラムVol.2 一橋大学大学院 楠木建教授、元東レ経営研究所社長 佐々木常夫氏、他
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