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経営プロフォーラム2015

AFTER REPORT

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2017年12月12日(火)、経営者・上級役職者層向けフォーラム「“人財を活かす”経営変革フォーラムVol.2」を開催いたしました。「働き方改革を推進するマネジメントとは」をテーマに掲げ、一橋大学大学院 国際企業戦略研究科 教授 楠木建氏や 元 株式会社東レ経営研究所 社長 佐々木 常夫氏、著名企業の経営陣の方々より“人を活かす経営”の切り口での 講演が行われました。ご参加いただきました多数の経営者の方々、講演者の方々に、厚く御礼申し上げます。

『好き嫌い』の復権

一橋大学大学院 国際企業戦略研究科 教授
楠木 建 氏


人財を活かす経営変革:働き方改革を推進するマネジメントとは

株式会社佐々木常夫マネージメント・リサーチ 代表取締役(元 株式会社東レ経営研究所 社長)  佐々木 常夫 氏

人事ビッグデータによる科学的な人材活用戦略~タレントマネジメント最新トレンド~

株式会社プラスアルファ・コンサルティング 取締役副社長/タレントパレット事業部 事業部長
鈴村 賢治 氏

“人財を活かす”経営変革フォーラム Vol.2働き方改革を推進するマネジメントとは

企業の経営を取り巻く環境変化のスピードは激しさを増し、数年先の予測も難しい時代。そうした激しい変化の中で企業が 成長を維持するためには、機動的な経営戦略策定と同時に、その実現を支える質の高い組織づくりこそが重要となります。 本フォーラムは今年5月に実施し好評を博したフォーラムの第2弾として、今回は「働き方改革を推進するマネジメント」を テーマに、著名な企業経営者及び有識者の講演、“人を活かす経営”や“働き方改革の推進と生産性向上の両立”に ついて多角的に議論します。

概要

主 催 ProFuture株式会社(経営プロ)
協 力 日本経済新聞社クロスメディア営業局
協 賛 RIZAP、プラスアルファ・コンサルティング
会 場 日経カンファレンスルーム(東京都千代田区大手町1-3-7 日経ビル6階)

協 賛

  • RIZAP株式会社
  • プラスアルファ・コンサルティング

プログラム

13:00~14:00 【基調講演】『好き嫌い』の復権
一橋大学大学院 国際企業戦略研究科 教授
楠木 建 氏
14:00~14:35 【特別講演】本当に効果のある『働き方改革』とは?
~社員の意識が99%変わる『RIZAP式ヘルスケアマネジメント』~

RIZAP株式会社 取締役
迎 綱治 氏
14:35~15:10 【特別講演】人事ビッグデータによる科学的な人材活用戦略
~タレントマネジメント最新トレンド~

株式会社プラスアルファ・コンサルティング 取締役副社長/タレントパレット事業部 事業部長
鈴村 賢治 氏
15:10~15:25 休憩
15:25~16:00 【特別講演】『自社に適した働き方改革を推進するために』
~日本企業における社員の働き方に関する実態調査(2017)より~

ProFuture株式会社 代表取締役社長 / HR総研所長
寺澤 康介
16:00~17:00 【基調講演】人財を活かす経営変革:働き方改革を推進するマネジメントとは
株式会社佐々木常夫マネージメント・リサーチ 代表取締役 (元 株式会社東レ経営研究所 社長)
佐々木 常夫 氏
13:00-14:00

基調講演

『好き嫌い』の復権

楠木 建 氏
一橋大学大学院 国際企業戦略研究科 教授 

何かの価値をとらえるときに使う「好き嫌い」と「良し悪し」という言葉。「好き嫌い」とは、「良し悪し」では割り切れないものの総称ですが、ビジネスにおけるリーダーシップやイノベーションに不可欠な要素です。そして何よりも、今の日本にはこの「好き嫌い」の感覚が大きく不足しています。なぜ今、「好き嫌い」が重要なのか。一橋大学大学院 国際企業戦略研究科の楠木教授をお招きし、競争戦略、働き方改革、多様性などのキーワードを交えながら、「好き嫌い」の復権について講演いただきました。

PROFILE

専攻は競争戦略。企業が持続的な競争優位を構築する論理について研究している。大学院での講義科目は Strategy。一橋大学大学院 商学研究科修士課程修了。一橋大学商学部専任講師(1992)、同大学同学部助教授(1996)、ボッコーニ大学経営大学院(イタリア・ミラノ) 客員教授、一橋大学大学院 国際企業戦略研究科 助教授(2000)を経て、2010年から現職。

14:00-14:35

特別講演

本当に効果のある『働き方改革』とは?
~社員の意識が99%変わる『RIZAP式ヘルスケアマネジメント』~

迎 綱治 氏
RIZAP株式会社 取締役 

心身ともに社員の健康を維持することで、企業の業績をあげる――そんな健康経営が今、注目されています。そこで取り組むべきなのが、個々の生活習慣の改善です。RIZAPでは、日 本全国の法人・健康保険組合に向けて、働き方改革と健康経営にコミットする法人向けプログラムを展開。「生活習慣が変われば、人生が変わる」を合言葉に、企業の健康経営への取 り組みを支援するサービスを提供しています。本セミナーでは、RIZAP流ヘルスケアマネジメントについて解説いたします。

PROFILE

1980年生まれ 福岡県出身。2002年に福岡大学卒業後、大正製薬株式会社を経て、 2010年に健康コーポレーション株式会社入社。 現在、RIZAP株式会社 取締役として、 RIZAP事業の責任者を務める。健康メディカルサービス株式会社 代表取締役社長、RIZAP USA Inc. Director。

14:35-15:10

特別講演

人事ビッグデータによる科学的な人材活用戦略
~タレントマネジメント最新トレンド~

鈴村 賢治 氏
株式会社プラスアルファ・コンサルティング 取締役副社長/
タレントパレット事業部 事業部長 

今や国をあげて働き方改革が加速する中、多くの企業では生産性向上や採用難、社員の離職などの難題に向けて対策を立てています。一方で、これまでの属人的な人材マネジメントの限界を多くの企業が感じており、ITと人材データを活用した科学的な人材活用戦略の導入ニーズが急速に高まっています。その大きな鍵になるのが「タレントマネジメント」です。社員を見える化し、一人ひとりの力を最大限かつ効果的に引き出していくことが企業の競争力を高めます。本セミナーでは、人事ビッグデータによる科学的な人材活用戦略について解説いたします。

PROFILE

データ分析やテキストマイニングを使ったCS(顧客満足)向上やビッグデータ活用プロジェクトを 数多く経験。CS向上にES(従業員満足)向上が欠かせないこと、自らが経営者として感じた 人材マネジメントの解決手法として「タレントパレット」を開発。幅広い業界での人材活用・育成・ 離職防止の推進・啓蒙を支援。

15:25-16:00

特別講演

『自社に適した働き方改革を推進するために』
~日本企業における社員の働き方に関する実態調査(2017)より~」

寺澤 康介
ProFuture株式会社 代表取締役社長 / HR総研所長 

働き方改革をいかに生産性向上に結び付けていくか――。その答えを導き出すためには、まずは自社の生産性向上につながるキー・ファクターを特定することが不可欠です。産業能率大学総合研究所とHR総研では、いくつかの仮説を立てて、企業の働き方の実態調査を行いました。その結果から導き出された、生産性向上につながるヒントを解説いたします。

PROFILE

1986年慶應義塾大学文学部卒業。就職情報会社役員等を経て、2007年、採用プロドットコム株式会社 ('10年にHRプロ株式会社、'15年にProFuture株式会社に社名変更)設立、代表取締役社長に就任。 約7万人の会員を持つ人事ポータルサイト「HRプロ」、人事向けフォーラム「HRサミット」、経営者向けサイト 「経営プロ」などを運営。著書に「みんなで変える日本の新卒採用・就職」「経営と人事 対話のすすめ」、 編著に「経営を変える、攻めの人事へ」などがある。

16:00-17:00

基調講演

人財を活かす経営変革:働き方改革を推進するマネジメントとは

佐々木 常夫 氏
株式会社佐々木常夫マネージメント・リサーチ 代表取締役 (元 株式会社東レ経営研究所 社長)

自閉症の長男を含む3人の子と、うつ病を患い43回の入院と3度の自殺未遂をした妻を抱えながら、同期トップで東レの取締役に就任した佐々木常夫氏。実体験を通じて語る、家族のあり方と、仕事のあり方。また、真のワークライフバランスを実現させるために必要なマネジメント手法や、その実例などについて、お話しいただきました。

PROFILE

1969年東京大学経済学部卒業後、東レ株式会社に入社。 繊維事業企画管理部長、プラスチック企画管理部長、経営企画室長などを経て 2001年東レ取締役、'03年(株)東レ経営研究所社長、'10年から(株)佐々木常夫マネージメント・リサーチ代表取締役。 自閉症の長男を含む3人の子どもの世話と肝臓病とうつ病に罹り40回以上の入院を繰り返す妻の世話に忙殺される状況の中でも 仕事への情熱を捨てず、さまざまな事業改革に全力で取り組む。東レ3代の社長に仕えた経験から独特の経営観を持つ。内閣府男女共同参画会議議員や経団連理事、東京都の男女平等参画審議会の会長、大阪大学法学部客員教授などの公職も歴任。 2011年ビジネス書最優秀著者賞を受賞。 「ワーク・ライフ・バランス」のシンボル的存在と言われている。

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