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マイナス金利

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 日銀が2016年2月16日にスタートさせた「マイナス金利」の影響が広がっている。史上初となった今回のマイナス金利は、日銀が金融機関から預かっている当座預金のうち一定の水準を超える金額について、金利を現在の0.1%からマイナス0.1%に引き下げるというもの。日銀は国債の買い入れなどで金融緩和を続けてきたが、さらなる追加緩和に踏み切ったことで、デフレ脱却と経済活性化への強い意志を内外に示したとみられている。マイナス金利政策の導入後、長期金利の指標となる新発10年物国債の利回りは史上初のマイナスを記録。大手銀行などの住宅ローン金利は相次いで過去最低の水準に引き下げられた。

 市場金利が大きく低下する中、低コストで資金を調達できる長期の社債を発行する企業も出てきている。JR西日本では、初めて償還期間40年の社債を総額100 億円発行。三井不動産でも初めて償還期間30年の社債を総額100 億円発行することを決めたとの報道が行われている。

 マイナス金利政策の狙いは、金融機関が利子収入を得ようと日銀にお金を預けることなく、企業への貸し出しに回すように促すこと。企業に対しては、積極的に設備投資を行い、経済成長をけん引することが期待されている。今後も低金利が続く中、次の成長へ向けた投資の拡大は経営のより重要なテーマになってくるだろう。

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経営者・事業部門責任者から部長・課長・リーダー層まで、経営の根幹を支える人たちの成長を支援するパートナーメディアを目指します。日々の業務に役立つニュースや小ネタ、組織強化や経営理論まで幅広く学べる記事を提供します。

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