経営・ビジネスの課題解決メディア「経営プロ」

経営トレンドワード

マーケティングオートメーション

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

マーケティングオートメーション(MA)とは、興味・関心や行動が異なる顧客一人ひとりに対して個別なコミュニケーションを行うデジタルマーケティングにおいて、その煩雑な業務を自動化するために開発されたツールや仕組みを指す。

主要なMAベンダーの台頭が2000年頃。過去10年ほど世界的なMAブームであった中、日本は取り残されていたと言っても過言ではない。日本の個人情報関連の法律の厳しさやデジタルマーケティング自体への意識の低さがMAの普及を阻害していたのかもしれない。。

しかし、日本でもオラクル、IBM、セールスフォース・ドットコムなどがMA会社を買収したことなどをきっかけにして、昨年以降は日本でも導入が徐々に始まっている。Amazonに代表されるような顧客一人ひとりに対してパーソナライズされた情報・サービスの提供が、マーケティングの領域でも広がりを見せそうである。

もちろんMAは万能のツールではない。
基本となる自社のマーケティング戦略を明確にしたうえで、どの部分をMAで置き換えることが効果的なのかをベンダーに相談すると良いだろう。これからの日本企業の経営・マーケティング部門はMAの重要性を理解し、周回先行していると言われる欧米企業に取り残されないようにしたい。

お気に入りに登録

プロフィール

 経営プロ編集部

経営プロ編集部

経営者・事業部門責任者から部長・課長・リーダー層まで、経営の根幹を支える人たちの成長を支援するパートナーメディアを目指します。日々の業務に役立つニュースや小ネタ、組織強化や経営理論まで幅広く学べる記事を提供します。

関連記事

会員登録 / ログイン

会員登録すると会員限定機能や各種特典がご利用いただけます。 新規会員登録

会員ログインの方はこちら