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ケイパビリティ

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 経営学用語のひとつ、「ケイパビリティ」(Capability)が意味するのは、その企業が持っている固有の組織的な能力や強みのこと。たとえば、商品の迅速なデリバリー、質の高いカスタマーサービスなど、ビジネスプロセスに近いイメージだ。企業の成長の原動力となるもので、組織が戦略を実行する能力と言い替えることもできる。戦略そのものだけでなく、その戦略を組織が実行できるかどうかということの重要性がクローズアップされるようになり、近年では、ケイパビリティは経営戦略を構成する重要な概念とされている。

 従来の経営戦略では、市場を分析し、事業や商品のポジショニングによって競争優位性を確立することに焦点が当てられてきたが、これに対して、人や組織に着目し、組織的な能力や強みによって競争優位性を確立しようとするのがケイパビリティ戦略の考え方。商品の迅速なデリバリーや低価格化によってコンピュータ市場で成功したデル、優れたPOSデータ分析やサプライヤー管理によってバリューチェーン全体のコストを削減したウォルマートなど、自社のケイパビリティを生かした戦略を展開することで持続的な成長を実現させている企業は数多い。

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経営者・事業部門責任者から部長・課長・リーダー層まで、経営の根幹を支える人たちの成長を支援するパートナーメディアを目指します。日々の業務に役立つニュースや小ネタ、組織強化や経営理論まで幅広く学べる記事を提供します。

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