
いま、世界の金融と投資を大きく変えようとしているのが、お金を貸したい投資家(レンダー)と借り手(ボロワー)をインターネットを通じて仲介するソーシャルレンディング。投資型クラウドファンディングとも呼ばれるもので、最近、話題を集めている金融系のITサービス「フィンテック」(ファイナンスとテクノロジーを合わせた造語)の中でも代表的な急成長サービスのひとつ。ソーシャルレンディングの世界大手5社の取扱額は、2014年時で約1兆円の規模に達しているとされる(Liberum調べ)。
設備投資や新規出店といった目的で資金を求める企業などに対し、ソーシャルレンディングの運営会社がファンドをつくって個人投資家から募った資金を融資し、返済されると個人投資家に配当を分配するというのが一般的な仕組み。借り手には、中小企業やベンチャー企業などでも資金を調達しやすいこと、投資家には、ほかの金融商品よりかなりの高利回りが期待できることなどがメリットだ。日本でもソーシャルレンディングの運営会社は増えてきている。銀行よりハードルが低い事業資金の調達先として、今後、企業の注目が高まりそうだ。
設備投資や新規出店といった目的で資金を求める企業などに対し、ソーシャルレンディングの運営会社がファンドをつくって個人投資家から募った資金を融資し、返済されると個人投資家に配当を分配するというのが一般的な仕組み。借り手には、中小企業やベンチャー企業などでも資金を調達しやすいこと、投資家には、ほかの金融商品よりかなりの高利回りが期待できることなどがメリットだ。日本でもソーシャルレンディングの運営会社は増えてきている。銀行よりハードルが低い事業資金の調達先として、今後、企業の注目が高まりそうだ。
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