経営・ビジネスの課題解決メディア「経営プロ」

経営トレンドワード

人間中心設計

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 「人間中心設計=human-centred design/HCD」とは、使う側の立場や視点に立った、ユーザビリティの高い設計のこと。設計した結果というよりはむしろ、構築する、あるいは改良の「過程」のことをさすことが多い。主にWebサイトやソフトウェアにおいて取り入れられている。
人間中心設計の考え方で仕上がった製品やサービスには、ユーザーがその使用方法などを理解しやすく、早期に快適かつ効率的に使えるようになるという効用がある。

 HCDは、具体的には以下のプロセスを繰り返す。

•ユーザーの利用状況を把握
•ユーザーと、組織(サイト)側双方のニーズを明確化
•課題に基づき解決策を特定しデザインを改善
•改善結果に対するアセスメントを実施

 ユーザーを知るところから始め、課題を明確にし、それに対する解決策をデザインとして具現化。これをしばらく運用した後、評価を行ってその結果に基づいてさらに改善を施す…というサイクルを繰り返す。
この手法で運用を続けると、使用状況に関する情報をユーザーと設計者が常に共有することになる。ユーザーの目的や特性が恒常的に焦点化されることで、サービスや製品のクォリティが日々高まっていくのだ。

 なお、人間中心設計(HCD)に対する意識が高まったのは2011年ごろのことだ。大手のWebサイト制作会社のうちいくつかが導入を開始したといわれる。
HCDが意識され出した背景には、「複雑なものをより簡単に使いたい」というニーズが高まったことがある。コンピュータそのものや周辺機器が高性能・複雑化したことに加え、Webサイト機能の多様化したことに起因する。

 今後この人間中心設計は引き続きソフトウェア開発やWebマーケティングなどの分野で注目を集めそうだ。

お気に入りに登録

プロフィール

 経営プロ編集部

経営プロ編集部

経営者・事業部門責任者から部長・課長・リーダー層まで、経営の根幹を支える人たちの成長を支援するパートナーメディアを目指します。日々の業務に役立つニュースや小ネタ、組織強化や経営理論まで幅広く学べる記事を提供します。

関連記事

会員登録 / ログイン

会員登録すると会員限定機能や各種特典がご利用いただけます。 新規会員登録

会員ログインの方はこちら