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キュレーション

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 IT用語としてのキュレーション(Curation)は、インターネット上に溢れる情報を収集し、セレクトして編集や分類してつなぎ合わせ、新しい価値を持たせて共有することを指す。キュレーションを行う人はキュレーターと呼ばれる。キュレーション(Curation)という言葉はラテン語で「世話役」という意味の語源に持つ。一般的には、博物館や美術館、図書館などの管理者や館長を意味する「キュレーター(Curator(キュレーター)」から来た言葉である。キュレーターは企画展において、特定のテーマに沿って作品を収集し、それぞれの作品を特定の文脈の中に位置づけ、観客に紹介する、といった役割を担っている。
 キュレーターが館内の展示物を整理して見やすくするのと同様に、インターネット上のあらゆる情報をキュレーター独自の価値判断で整理するのがデジタル・キュレーションであり、キュレーションされたものは、プログラムなどで自動的に収集する従来の検索サービスの検索結果と比べて、「不要なものが少ない」「センスが良い」などといった理由から人気が高まっている。

 キュレーション系メディアの代表的なサービスには、韓国の検索サービス最大手「NAVER」の日本法人「ネイバージャパン株式会社」が開始したユーザー参加型の「NAVERまとめ」やTwitter上の投稿(ツイート)を特定の話題ごとに収集してまとめるTwitterに特化したキュレーションサービス「Togetter」があるが、最近は分野別に新たなものが続々と立ち上がっている。その中には、ニュースが快適に読めるスマホアプリ「SmartNews(スマートニュース、スマニュー)」、ローラのCMで一気に認知度を上げたキュレーションマガジン「Antenna(アンテナ)」、自分のtwitterアカウントやfacebookアカウント、はてなアカウントから興味を分析し,興味にあったニュース・記事を推薦するパーソナルマガジン「Gunosy(グノシー)」、国内主要サイトやソーシャルメディア上で話題のニュースを自動収集・解析するニュースエンジン「Vingow(ビンゴー)」、お気に入りの商品を集めるだけで、簡単にお店を作ることができるECサービス「ROOM」、堀江貴文氏プロデュースのうまい店が探せるグルメサービス「TERIYAKI」、読書家のオススメとランキング情報を提供する「2Read」、女性に役立つキュレーションメディア「M3Q」などがある。数が増すにつれ、キュレーターやコンテンツの質が問われており、競争も激しさを増している。

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