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グループ経営

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 国内市場の成熟・縮小や激化するグローバル競争などの環境変化に対応するため、全体最適化の視点から経営を効率化し、意思決定の迅速化を図りたい。そうした狙いから、親会社として持株会社(ホールディングス)を設立し、その下に子会社を配置して事業を展開する「グループ経営」に取り組む企業が増えてきている。

 親会社と事業子会社の間で戦略と事業を分離し、権限と責任を明確にした上で、親会社はグループ全体の経営資源の一元管理や管理業務の統括などを行い、事業子会社は市場のニーズを迅速に捉えて機動力あるビジネスを推進する。そうする中でグループとしてのシナジーを生み出し、グループ価値を最大化していけることがグループ経営のメリットであり、目的だ。

 ただ、グループ経営には難しさもある。純粋持株会社の下で石油化学、繊維、エレクトロニクス、住宅、ヘルスケアなどの事業を展開する旭化成では、売上にすればグループ全体の5%にも満たない事業子会社、旭化成建材が不祥事を起こしたことで、グループ全体のイメージダウンや業績悪化に直結しかねない事態となっている。グループ経営において、親会社が担うリスクマネジメントやグループガバナンスの重要性は非常に高いといえる。

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経営者・事業部門責任者から部長・課長・リーダー層まで、経営の根幹を支える人たちの成長を支援するパートナーメディアを目指します。日々の業務に役立つニュースや小ネタ、組織強化や経営理論まで幅広く学べる記事を提供します。

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