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リストラクチャリング

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 一般的には「リストラ」というと「人員削減」と同じ意味で使われているが、これはリストラクチャリング(restructuring)を略した日本独特の使い方だ。本来のリストラクチャリングの意味は、企業がビジネス環境の変化に対応して、事業構造の再構築を行うこと。収益構造の改善に向け、「勝てる事業構造」へと積極的に変革させることだ。

 つまり、成長戦略の中で不採算部門の縮小、撤退を行い、場合によっては人員削減も伴うが、その一方で、成長事業や高収益事業への経営資源の集中や、M&Aなども行っていく。真のリストラクチャリングとは、コストカットや人員削減といった「守り」に終始するのではなく、将来の持続的成長を実現させるために行う「攻め」の経営戦略というわけだ。

 日本経済は2020年の東京オリンピックまでは活況が続きそうだが、その後は少子高齢化によって国内市場が縮小し、業種によっては景気停滞が長期化する可能性もある。好景気といわれる今のうちに、自社のビジネスを取り巻く将来の環境変化を予測し、真のリストラクチャリングを行おうと考える企業が、これから増えてくるかもしれない。

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経営者・事業部門責任者から部長・課長・リーダー層まで、経営の根幹を支える人たちの成長を支援するパートナーメディアを目指します。日々の業務に役立つニュースや小ネタ、組織強化や経営理論まで幅広く学べる記事を提供します。

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