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ワーク・エンゲイジメント

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ワーク・エンゲイジメントとは、オランダ・ユトレヒト大学のウィルマー・B・シャウフェリ(Wilmar B.Schaufeli)教授によって、「バーンアウト」(燃え尽き症候群)の対概念として提唱された。従業員の心の健康度を示す概念のひとつで、仕事に関連するポジティブで充実した心理状態であり、活力、熱意、没頭の三つが揃って充実している心理状態を指す。ワーク・エンゲイジメントは、特定の対象、出来事、個人、行動などに向けられた一時的な状態ではなく、仕事に向けられた持続的かつ全般的な感情と認知で、メンタルヘルス対策の新しい指標として注目されている。

ワーク・エンゲイジメントの高い従業員は、意欲と活力にあふれ、仕事に積極的に取り組むという特徴がある。一見、「ワーカホリック」の状態と似ているように見えるが、両者には仕事に対する考え方や動機の点で大きな違いがある。ワーク・エンゲイジメントの高い人が仕事に前向きなのは、その仕事が「好きだから」「楽しいから」だ。一方、ワーカホリックの人は「忙しく働いていないと不安だから」、仕事にのめり込まざるを得ないのだ。

ワーク・エンゲイジメントの測定には、シャウフェリ教授らが考案した「ユトレヒト ワーク・エンゲイジメント尺度」が用いられる。活力・熱意・没頭の三つの要因に関する17項目の質問から成る調査票だ。日本語版も東京大学大学院医学系研究科・医学部 精神保健学分野の島津明人准教授らによって開発されている。

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経営者・事業部門責任者から部長・課長・リーダー層まで、経営の根幹を支える人たちの成長を支援するパートナーメディアを目指します。日々の業務に役立つニュースや小ネタ、組織強化や経営理論まで幅広く学べる記事を提供します。

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