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経営者のあの一言

第179回  「よく人は「私は本気でやっている」「真剣に取り組んでいる」という言葉を口にする。だが、結果の出ない本気や真剣さは本気でやっているとは言えない。」ドトールコーヒー 名誉会長 鳥羽博道

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 鳥羽氏はドトールコーヒーの創業者。1937年埼玉県深谷市生まれ。高校生の時に父親とのいざこざから家出同然で上京。職を転々とした後、コーヒー豆の焙煎を手掛ける鈴木コーヒー店に入社する。

 働きぶりが評価されて店長に抜擢。任された店は好調で高い評価を受けるものの、20歳の時に退社して単身ブラジルへ。ブラジルではコーヒー農園に勤めて、コーヒーについて徹底的に学んだ。そして、1962年に帰国。その翌年、ドトールコーヒーを設立した。

 喫茶店チェーン「コロラド」を展開して、順調に業績を伸ばし、会社を有限会社から株式会社に改組。さらに、1980年には、ヨーロッパ視察旅行で見たコーヒーの立ち飲み店にヒントを得て、ドトールコーヒーショップを開店。これが受けて、一号店の開店からわずか3年で株式上場を果たした。

 掲出は結果を出し続けた鳥羽氏の言葉。それも、幸運に恵まれたということではなく、コーヒー一筋に努力を続けた上での結果だ。ほかに「なにか事を成し遂げたいと思うのであれば、忍耐はどうしても必要なものとなってくる」とも話している。我々は結果が出ないときほど「本気でやっているのに」「真剣に取り組んでいるのに」と思いがち。しかし、もしかすると、そう思っているのは自分だけかも知れない。周囲が納得するほどの本気さ、真剣さがあれば、きっと結果がついてくる。

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経営者・事業部門責任者から部長・課長・リーダー層まで、経営の根幹を支える人たちの成長を支援するパートナーメディアを目指します。日々の業務に役立つニュースや小ネタ、組織強化や経営理論まで幅広く学べる記事を提供します。

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