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経営者のあの一言

第174回  「先見性や発想力があっても努力の裏づけがなければ経営者にはなれない。」オンワード樫山 創業者 樫山純三

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 樫山氏は1901年、長野県小諸市に生まれた。幼い頃から優秀で、尋常小学校では、算術の先生が休んだ時には代わって教壇に立つほどだったという。

 樫山氏の生家はもともと資産家だったのだが、父の代にすべて失われ、樫山氏が小学校3年の時、ついに住む家まで差し押さえられる事態になった。そのため、樫山氏は尋常小学校を卒業後、東京の三越呉服店に丁稚として入ることに。

 しかし、学びたいという気持ちが強く、仕事が終わってから、夜中まで英語や数学の教科書を読んだという。大阪に転勤になった後は仕事をしながら大阪貿易語学校に通い、ロシア語を勉強した。夜遅くまで勉強したため、遅刻の常習犯だったとか。

 独立して樫山商店を作ったのは1927年。既製服の分野に進出し、スポーツウェアなども扱い、売上を伸ばした。戦後は資本金の2倍もあるアメリカ製プレス機を購入、「オンワードの服は着崩れしない」と評判になる。1947年に樫山商店を株式会社化して樫山株式会社を設立、これがオンワード樫山の母体となった。

 掲出は働きながら勉学にも打ち込んだ樫山氏らしい言葉。ビジネスというもの、アイディアだけでは成功しない。形にするためには努力が必要だ。それに、努力する姿を見て、周囲の人は納得し、賛同し、付いてきてくれる。樫山氏のいうように経営者には必須の行動といえそうだ。

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経営者・事業部門責任者から部長・課長・リーダー層まで、経営の根幹を支える人たちの成長を支援するパートナーメディアを目指します。日々の業務に役立つニュースや小ネタ、組織強化や経営理論まで幅広く学べる記事を提供します。

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