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経営者のあの一言

第158回  「リーダーシップが独裁であってはならない。自分は自分の意見を持ったうえでいろいろな意見を出させて、そのなかから最終これだと決める。そこには参加がある。」野村證券 元社長 北裏喜一郎

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 北裏氏は戦後の野村證券の発展に大きく寄与した人物だ。1911年、和歌山県日高郡美浜町生まれ。1933年、神戸高等商業学校を卒業後、野村證券に入社した。

 戦後、証券業界では野村證券だけが追放指定を受け、社長、専務、常務、監査役が会社を去った。それに伴い、北裏氏は37歳の若さで取締役大阪支店支配人に就任することになり、転換社債の発行など新規分野の開拓に力を入れて売り上げを伸ばした。

 その後、本店支配人、専務、副社長を経て1968年、社長に就任。国際化を進めるなど、同社の発展に大きく寄与した。

 掲出以外に「およそ世の中のリーダーたるものは、共感を呼ぶ何かを生むべく、常に腐心していなければならない。経営の決定にも、情緒的要素が必要であって、みんなに通じ納得がゆくためには、いかなる数字もそれに及ばない」という言葉も残している。

 いうまでもなく、部下には感情がある。それがモチベーションを左右し、業績にも影響を与える。部下のやる気を引き出すよい方法の一つは参画意識を持たせることだろう。部下を置いて突っ走っていては、リーダーの資格はない。

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経営者・事業部門責任者から部長・課長・リーダー層まで、経営の根幹を支える人たちの成長を支援するパートナーメディアを目指します。日々の業務に役立つニュースや小ネタ、組織強化や経営理論まで幅広く学べる記事を提供します。

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