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第145回  「どんなに素人でも、頑張りようによっては玄人に勝つことができるのだ。」美津濃 元社長 水野利八

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 水野氏は世界的なスポーツ用品メーカー美津濃の創業者。アイデアマンだった水野氏はユニークな商品名を生み出したことでも知られている。たとえばカッターシャツもその一つ。これは「勝った」シャツの駄洒落で、1918年に売り出したもの。ほかにボストンバック、ランパンなども水野氏による。

 1884年、岐阜県大垣市生まれ。12歳で丁稚奉公に出て商売について学び、京都・三高野球クラブの試合を見て感動したことから運動用品の販売を志し、1906年、弟と大阪で水野兄弟商会を創業した。これが美津濃のスタートだ。当初は西洋雑貨中心だったが、やがて野球ボールやグラブの製造を始めた。1916年には研究を重ねて全国統一の標準球を完成、野球の普及に大きな貢献をした。

 美津濃運動洋品に改名したのは1923年。美津濃は「水野」と故郷の「美濃」をかけたものという。やがて、ゴルフやテニスなどスポーツ用品全般を扱うようになり事業を拡大。戦後はスポーツを通じた復興、青少年の育成に力を入れた。1956年には全国高等学校野球連盟から功労賞を受けている。

 スポーツの世界に限らずアマチュアがプロに勝つのは至難のわざ。しかし、例がないわけではない。それに考えみれば、プロも全員かつてはアマチュアだ。最初からあきらめていたら、絶対に勝てない。

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経営者・事業部門責任者から部長・課長・リーダー層まで、経営の根幹を支える人たちの成長を支援するパートナーメディアを目指します。日々の業務に役立つニュースや小ネタ、組織強化や経営理論まで幅広く学べる記事を提供します。

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