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経営者のあの一言

第131回  「企業家精神にあふれる社員がいっぱいいる会社は伸びる。企業家精神とは何か。ひらたくいえば、自分の勤めている会社を“自分の会社”と思えることだ。」東天紅 創業者 小泉一兵衛

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 小泉氏は、戦後、家業の衣料品店・赤札堂を継ぎ、徹底した安売り商法で急成長させた後、中国料理店の東天紅を設立した。1961年に東京・上野不忍池畔に作られた東天紅第一号店は「最高のおもてなしと本格的な中国料理を、できるだけ多くの人に提供したい」という小泉氏の想いを形にした「世界屈指の中国料理の殿堂」で、オープンするとたちまち人気を集めた。

 しかし、東天紅だけではない。アメリカで学んだ小泉氏が目指したのは「複合経営」。さまざまな業種の30社以上からなる企業グループを作り、小泉氏が助言しながら、それぞれの企業を独立採算制で成長させていくというものだ。これにより東天紅以外に富士サファリパークなど、多くの業種を擁する小泉グループを育てた。

 掲出は小泉氏がよく社員に話していたという言葉。実はこの言葉、数多くの企業再建を手掛けた人物から、「この会社は私の会社だという意識が社員にないところは倒産する」と言われたことから、話すようになったのだという。終身雇用はとうの昔に無くなり、転職も一般化した現在、「自分の会社」という意識が薄い社員が増えているのではないだろうか。「危ない会社」は意外に多いのかも知れない。

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