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第108回  「蜘蛛の巣はダメ、蜜蜂になれ。情報はくるのを待つな、自ら求めて動きまわれ。」シャープ 元社長 辻晴雄

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 関西学院大学を卒業後、1955年、早川電機工業(現・シャープ)に入社。取締役、常務取締役、専務取締役を経て、1986年、第3代社長に。

 社長就任後は世界に先駆け液晶ディスプレイ事業を立ち上げ、ビデオカメラの「液晶ビューカム」、電子手帳の「ザウルス」、液晶プロジェクターの「液晶ビジョン」など、次々とヒット商品を生み出した。

 座右の銘は「考動」。考えに考えて迅速機敏に動くという意味で、本人の造語という。掲出も、そんな辻氏らしい言葉といえる。

 シャープは今、経営再建の途上にある。液晶事業への巨額な設備投資を進めたものの、リーマンショックで液晶テレビの売り上げが落ち込み、その一方で中国や韓国の家電メーカーの台頭で価格競争に巻き込まれ、シェアを落としたのが原因といわれる。

 決して前途は明るいとはいえない状況が続いているが、日本を代表する家電メーカーとして、それまでになかった商品を次々と生み出してきた同社だ。蜜蜂のように自ら求めて動きまわり、ぜひともかつての好調さを取り戻して欲しいものだ。

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経営者・事業部門責任者から部長・課長・リーダー層まで、経営の根幹を支える人たちの成長を支援するパートナーメディアを目指します。日々の業務に役立つニュースや小ネタ、組織強化や経営理論まで幅広く学べる記事を提供します。

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