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第92回  「日本ではブームに乗ったと思ったら執着しない方がいい。それは、もう売れなくなるという意味だと受け取るべきで、善後策を立てておかないと手痛い目にあう。」任天堂 元社長 山内溥

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 昨年の4~6月期の連結決算で、任天堂は11億円の黒字を計上した。4~6月期としては5年振りの黒字転換だった。9月の中間連結決算も89億円の黒字。中間期での黒字も5年振りだった。

 据え置き型ゲーム機向けソフトにヒットが相次いだことやゲーム連動型フィギュア「アミーボ」の販売が好調なことなどが要因だ。今後、ディー・エヌ・エーと組んでスマートフォン向けゲームの配信も始める予定で、このところ苦境にあえいでいたゲーム業界の巨人に回復の兆しが見えてきた。

 山内氏は花札やトランプを扱っていた丸福を、世界的なデジタルゲームメーカー任天堂へと発展させた人物。アイデアマンとして知られ、プラスチック製トランプ、ディズニートランプ、ファミコンなど数々のヒット商品を発売した。

 ただし、一方では失敗も経験している。花札・トランプでは限界があると考え、食品製造業、タクシー業などに手を出したが、ノウハウ不足で失敗。好調だったトランプもブームが去ると苦境に陥った。オイルショックの時にも倒産の危機に直面している。

 掲出はそんな山内氏の言葉。好調な時が永遠に続くはずがない。経営者たる者、好調な時ほど次の一手を考えておかなくてはならない。

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経営者・事業部門責任者から部長・課長・リーダー層まで、経営の根幹を支える人たちの成長を支援するパートナーメディアを目指します。日々の業務に役立つニュースや小ネタ、組織強化や経営理論まで幅広く学べる記事を提供します。

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