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経営者のあの一言

第85回  「事業経営は人材をもってしなければならぬ。人徳の人・肝の人・才能の人がいる。それぞれに性格が異なり、これほど差のあるものはない。」ブリヂストン 創業者 石橋正二郎

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 石橋氏は仕立屋「志まや」の次男として、1889年、福岡県久留米市に生まれた。兄の徴兵で稼業を任されることになるのだが、シャツや下着など雑多な注文をこなさなくてはならない仕立屋は効率が悪い。そこで足袋製造を専業とすることに決める。

 これが当たって事業は急速に拡大。1914年にブランド名を「志まや足袋」から「アサヒ足袋」に変える頃には大手足袋会社の仲間入りを果たしていた。

 その頃、自動車で九州中を走り回って足袋のPRを行っている。九州で最初の自動車で、しかも最新型のビュイックだった。さしずめ、現代のラッピングカーだが、東京でも自動車が300台ほどしかなかった時代だ。広告効果は抜群だったようだ。

 その後、足袋の底にゴムを張り付けた地下足袋を考案。これがタイヤ事業へと繋がっていく。

 石橋氏は足袋製造に方向転換を果たした頃、徒弟制を廃止している。徒弟は無休・無給が当たり前だったのだが、給料を払い、勤務時間を短縮し、毎月1日と15日を休日とした。これは当時としては思い切った改革だった。

 掲出はそんな石橋氏の人材についての言葉。企業は人なり。多様な人材を使いこなすことが経営者にとって最大の仕事だ。

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 経営プロ編集部

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経営者・事業部門責任者から部長・課長・リーダー層まで、経営の根幹を支える人たちの成長を支援するパートナーメディアを目指します。日々の業務に役立つニュースや小ネタ、組織強化や経営理論まで幅広く学べる記事を提供します。

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