経営・ビジネスの課題解決メディア「経営プロ」

経営者のあの一言

第79回  「作業の機械化が進むにつれて一段と必要になってくるのが心のネットワーク。役員間、社員間の心のネットワークづくりはリーダーの大切な仕事です。」凸版印刷 元社長 鈴木和夫

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 凸版印刷は「情報コミュニケーション事業分野」「生活・産業事業分野」「エレクトロニクス事業分野」の3つで、さまざまな事業を展開している。たとえば、最近の話題としては非常用マグネシウム空気電池の開発があげられる。水や海水を入れるだけで発電し、大容量スマートフォンを最大20回充電できるというものだ。古河電池との共同開発で従来の約2分の1の小形化に成功した。

 多様な事業を展開する同社だが、ベースにあるのは印刷テクノロジーだ。鈴木氏も「印刷は500年前にグーテンベルクが発明して以来、文化を支えてきた仕事、もっと自信を持つべき」として、印刷テクノロジーをベースにエレクトロニクス分野などに事業を拡大した。

 たとえば、鈴木氏の社長在任中に開発されたものとしてトッパン・ムーア、東京磁気印刷との共同による「ICチップインカード」(1983年)、「CGステレオ印刷技術」(1988年)などがある。

 積極的な事業展開とは裏腹に、性格は温厚、掲出のような和を尊ぶ人だったという。ただし、「私は単純な和は考えていない。理想とするのは侃々諤々の議論の末に結論が出たら一致団結してことにあたる心の和ですね」とも話している。

お気に入りに登録

プロフィール

 経営プロ編集部

経営プロ編集部

経営者・事業部門責任者から部長・課長・リーダー層まで、経営の根幹を支える人たちの成長を支援するパートナーメディアを目指します。日々の業務に役立つニュースや小ネタ、組織強化や経営理論まで幅広く学べる記事を提供します。

関連記事

会員登録 / ログイン

会員登録すると会員限定機能や各種特典がご利用いただけます。 新規会員登録

会員ログインの方はこちら